株式会社イーエスエス様との取り組み
ワキタグループがもつ「遠隔操縦システム『Xaurus-EQ』」は、現場の省人化を実現し、生産性の向上に貢献するシステムですが、
生産性を向上させるだけのシステムではなく、現場で最も大切な”安全性”への対策も万全のシステムです。
本ページは『Xaurus-EQ』には無くてはならない「安全性への機能」をご紹介。
株式会社イーエスエス様との取り組みをご紹介します。
Introduction
省人化と安全性
ワキタグループは、「Xaurus - EQ」という、重機に後付けで取り付け可能な遠隔操縦システムがあります。遠隔操縦の実現によって、現場の省人化に寄与するシステムです。しかし、私達は現場の省人化を考えるにあたって「現場に人がいる事で担保出来る安全性」を損なってはならない事も併せて考えていました。
「人がいれば気付けるはずの事故は絶対にゼロにしなければならない」
「人がチェックを行うよりも安全性を高めるためにはどうすべきか」
と悩んでいる時に、(株)イーエスエス様の技術に出会い、以下の2つの機能を「Xaurus-EQ」に付加する事ができました。
「安全性」を高める2つの機能
01
360° 全方位サラウンドビュー
複数のカメラ映像を集約し、サラウンドビューモニターによって周囲360°を確認可能です。車両上空から見ている様な360°の俯瞰映像を表示。鮮明かつ立体的な映像で、車両周辺のチェックをサポートします。
02
AIによる人検知
周囲の作業員や人の動きをAIで検知し、車両に近づく人に音とランプで危険を知らせます。また、予め決められた範囲に人が入ると重機操作を強制ストップする設定も可能です。360°サラウンドビューモニタと連動しており、360°全方位に対して安全性を向上させます。
『360°全方位サラウンドビュー』機能について
録画機能付きのサラウンドビューシステム『SV2α-R』を採用。4台のカメラ映像を合成し、360°の視界を上空からの視点で映像化。長時間録画可能な録画機能も搭載し、万が一の事故発生時には映像を活用した検証が可能。
カメラ4台で撮影した映像を合成処理し、周囲360°を上空から俯瞰した様な映像としてモニターへ表示します。表示するビューパターンの切り替えや3D表示切り替えも可能。視認性がアップし、人の目では確認し辛い死角部分もカバーします。
人や他の車両の接近を確かめるだけではなく、狭小地での作業や、斜面での作業など、周囲に細心の注意を払わなければならない場面でも活躍。全方位の安全を確かめながら安全に作業を行えます。
9インチモニターをキャビン内に設置します。本体から電源供給(DC12V ~ 32V)を受け、消費電力は最大12w程です。
『AIによる人検知』機能について
AIのディープラーニング技術で警戒エリア内への人の侵入を検知する『Eyes Alert 2』。警告アラートとモニター表示で危険を知らせます。
『Eyes Alert 2』は、360°サラウンドビューシステムの『SV2α-R』と連携します。『Eyes Alert 2』が、人の接近を検知すると、”360°サラウンドビューシステム”の映像内でそれを知らせます。
『Eyes Alert』の技術は、NETIS(国土交通省の新技術情報システム)に登録されています。
回転灯の取り付けイメージです。危険が増す夜間の現場では、接近者に危険を知らせる手段として特に有効です。
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遠く離れた現場の“見えない”を、ゼロに
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